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改装工事での収納の確保
戸建てリノベーション O様邸の例
改装の際に、大きな要望の一つである収納です。
限られたスペース・予算・建物の条件の中で、可能な限りの収納を造りました。
以前の2階の増築により、移設出来ない柱も複数本あり、条件は少し厳しかったです。
真ん中の柱を移動するのが困難だったため、左は押入。
右はその奥行を利用してＬ型に可動棚を設置しました。
この収納がどちらも想像以上に収納力があったと喜んでいただきました。
お客様がいらした際の布団やテーブル等もすっぽり収まったそうです。
元々右側にあった仏間ですが、間仕切りの3枚引戸を設置する際に、
仏間の間口が狭くなる為、柱を少しずらして仏間を広げ、
その分、左の押入を狭くする予定でした。
ですが、仏間横の柱を移設出来ないことが分かり、
急遽仏間を真ん中にして、押入はリビングへ。
両側にクローゼットを造りました。
押入とｸﾛｰｾﾞｯﾄの位置は変わってしまいましたが、クローゼットの一部はご家族が帰省の際用だったこともあり、使い勝手には問題無いようです。
正面の写真が無く、すみません。
手前の収納は奥行きを以前の半分にして、可動棚を3段入れた事で、収納し易くなりました
奥の収納は奥行が30㎝ありませんが、可動棚を設置し、キッチンの収納不足を補うには十分のようです。
廊下側の階段下収納の半分を洗面脱衣室側から利用できるようにしました。
筋交いを撤去出来なかった為、このような形になりましたが、脱衣室で使用するものを入れるには十分との事です。
空きスペースを利用して、上部には深めのニッチも造りました。
お母様が本がお好きと言う事で、窓を小さくして、本棚を造りました。
文庫本の場合、奥と手前に2列並べられますので、見た目よりも多くの本を収納できます。
寝室も当初はクローゼットを入れることも考えていましたが、1日の大部分をこの部屋で過ごされる為、テレビや椅子、猫のゲージ等を置く必要性から、少しでも広い方が良いと言う事で、クローゼットは無くして、小さめの家具で対応されました。普段使用されない衣類は、和室のクローゼットに収納されている為、問題ないとの事です。
この写真は収納ではありませんが、収納の天井裏の点検口です。
廊下の収納（高さの高い方）の一番上の段には、ルーター等の機器を置かれましたので、そこには配線が集中しています。
この点検口は、将来のメンテナンス用です。
ビニールクロスで巻いた板を化粧ビスで留めただけですので、
必要な時に外して作業ができます。
この位置は、トイレや脱衣室側の目立たない場所の為、通常あまり目につく事はありません。
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