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マンションの床張り工事② 段差解消やスロープ
前回のマンションの床張り工事①につづいて 床に張り増しをしての 嵩上げの段差解消と スロープも取り付けました
築年数が約40年くらいのマンションの為、 あちこち段差だらけでした。 ご夫婦の年齢も90歳前後ということで 最低限のことで良いということでしたが、 できるだけ危なくないようにということで、 床を足触りのよい滑りにくい物に替えることになりました。 ポイントは1.マンション規約により階下への防音対策をすること。 2.段差を出来るだけ無くすこと。 3.床材が滑りにくい素材の物であること。 前回は1.と3.を紹介しましたので、 今回は2.段差解消について |
和室敷居とキッチンとの段差は28㎜~30㎜、 和室敷居と廊下との段差は15㎜程度でした。 |
床の嵩上げ 高さ調整の為、以前の床の上にラワンベニヤを張りました。 写真奥は廊下 写真手前はキッチン |
<段差解消後> |
敷居の右側は廊下 (既存の床の上に直接フローリング材) 敷居の左側はキッチン (ラワンベニヤ+フローリング材) |
<玄関とキッチンの間の敷居> |
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大工さんが敷居を削り取りました。 | |
床の嵩上げ。ラワンベニヤ張です。 | |
最後にフローリング材を張り、段差解消が完了です‼ (ドアは床の高さが上がりましたので一度取り外して、 扉の下側をカットして取り付けしました。) 敷居がなくなり、不安要素が改善されました‼ |
和室・廊下・キッチン・玄関・洗面所までは 殆ど段差のない状態に出来ました。 |
<トイレ スロープ> |
取り付け前 トイレはまだ取替えて2年ほどしか経っていなかった為、 古い床材の上に直接クッションフロアシートを張ることになりました。 その場合、洗面所との段差が出来る為、 段差を解消するためにスロープを設置しました。 |
敷居を撤去して、 大工さんに加工してもらいスロープを取付ました。 壁の構造上でドア枠を取り外す事が出来ず、 スロープの取り付けには苦労しました。 その為、2つに分割して取付けました。 |
写真のドア枠との境(矢印部分)をみると スロープになっていることが分かります。 最後に隙間を埋め、こちらもドアの下側をカットして 取り付けをしました。 お客様には何度か歩いて頂いてもらいまして、 歩行に問題のないことを確認しました。 日程や金額に余裕があれば、 便器を一度外して床高さ調整用のベニヤ板を張り、 床仕上げ材を張って便器を設置し直す事も可能です。 但し古い便器の場合、 一度外すと不具合が生じる場合がありますので、 一緒に便器まで取替える事の方をお勧めします。 段差解消は介護保険での住宅改修の対象 となります。 ※介護認定は必要となります。 |
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