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介護を考慮したトイレの工事
二つの部屋を合体 広々としたトイレ
廊下の床張・段差解消工事の続きです。 寝室から廊下を通った先がトイレの為、 寝室~トイレまでの段差を全て無くしました。 |
工事前。 手前が洗面所で奥がトイレです。 |
トイレの手前に洗面所があり、その間にある 敷居が高さもあるうえに幅も広く、 片麻痺のある方にとってトイレに行くには、 障害になっていました。 段差は60㎜程。 敷居の幅は140㎜程でした。 |
当初は、間仕切壁も手前の洗面台も残すつもりでしたが、 工事中にお客様からのご要望により、 撤去してひとつの広い空間にすることになりました。 壁の撤去理由は、 入院中のご主人より「右側に麻痺がある為、 立って用をたす時に右手を置く場所が欲しい」 とのご要望があり、棚や手摺を取付けるには狭すぎる為、 間仕切壁を撤去した上で椅子等の家具を置いて、 右手の置場を確保することになりました。 洗面台は直ぐ隣に洗面所がある為、 トイレの中を広く使われたいということで 撤去しました。 |
間仕切壁を撤去すると広い空間になりました。 |
棚付紙巻器は手すりの役割にもなる為、 取り付けする部分には補強を入れます。 |
前の写真の壁の下地の補修をしました。 |
枠や巾木の木部を綺麗に塗装をして、 ビニールクロスで内装を仕上げます。 |
便器や手摺を取付けて完成です。 手前が広くなり、介護には良いスペースができました。 便器の向きを90度変えることも出来ますが、 壁の位置が遠くなり、 麻痺のある方には 安定しにくくなります。 据え置き型の手摺や収納棚等を 設置することでその不安は無くなりますが、 コストが余計にかかる為、 今回はトイレの位置や向きはそのままで、 手前の空間を広げて杖をつきながらでも移動し易く、 且つ、家庭にあるもので代用 できるようにしました。 現在は使わなくなっていた健康器具を置いて、 使用されています。 また、コンセントも手前に設置し、 冬場のヒーター用の電源ともなっています。 今の状態では棚もしっかりしたものを作った方が 良いように思われますが、 リハビリして、移動が少しずつ スムーズになってこられている為、 いつでも元の広い空間に戻せるように、 家にあるもので代用されています。 工事期間は、3日間でした。 3日間は、 トイレを使える状態にしてます。!(^^)! |
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