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雨漏り補修工事(瓦葺き屋根、バルコニー)
築34年の瓦葺のお宅です。
風を伴うような大雨の時に雨漏りがあるとの事で補修工事をしました。
キッチンとリビングの2カ所です。工期は外部:2日間 内部は後日、他の工事と一緒に行ったため、+1日間です。
<キッチン>
原因を調査したところ、古くなって、棟の漆喰が割れてしまっている為、葺替えが必要となりました。
今回は棟(3方向)と平瓦の一部(漏れのあったところ)を葺替えます。瓦は何ともないため、既存の瓦をそのまま使用しました。
屋根 室内天井
<リビング>
こちらは、ちょうど上にバルコニーがのっているため、バルコニー廻りの補修になりました。
雨漏りでビニールクロスが剥げてきて、ご自分で補修されていました。(手前) 奥は、工事前の調査でビニールクロスを剥いだところです。 |
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雨漏りがあった割には、綺麗な下地組でした。 特に問題はありません。一箇所シミが残っていましたが、そんなにひどくはありませんでした。 |
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バルコニーのコーキング処理をして、雨漏りが無いことを確認後にクロス下地のベニヤを張りました。 | |
完了です。 |
防水が割れているのではないかと疑いましたが、それでは無いようでした。新築当時から雨漏りがあり、以前も補修してもらったことがあるとの事。最も怪しい部分は、サッシの戸袋の裏側でしたが、これは戸袋を取替えて、その部分の外壁もやり替えなければなりません。暴風雨の時だけ漏るとの事で、お客様は戸袋廻りの工事までは望まれなかったので、他の怪しい部分(モルタルのヒビや手摺の根本の隙間)をコーキング処理しました。
その後、雨漏りは無いようなので、ホッとしました。こういう場合の雨漏りは、なかなか原因を突き止めることが難しいのです。一度で直らないこともあります。その場合は、他の原因を探さなければなりません。
雨漏りを見つけたら、早いうちに手を打つことが大切です。
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